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『デス・ストランディング』を10時間プレイして思ったこと【序盤レビュー】

デスストランディングタイトル画面
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『デス・ストランディング』というゲームの名前は、発売当時からずっと気になっていました。

でも、見た目の印象だけでは「自分に合うかな?」と迷っていて、なかなか手を出せずにいました。

このゲームが発売されたのは、2019年。

もう5年以上が経っているのに、今でもSNSや配信などで「心に残った作品」として名前が挙がることがあります。

それだけ多くの人の記憶に残っているゲームなら、自分の中にも何かを残してくれるかもしれない。そんな気持ちで、今さらながら始めてみました。

プレイ時間はまだ10時間ほど。でも、その10時間がとても濃いものでした。

ほづみ

休みの日に始めたのですが、日中の時間が終わりました

崖を登って、荷物を運んで、橋をかけて、誰かの痕跡に励まされて

ゲーム体験としては不思議な体験を、今のうちにちゃんと言葉にして残しておこうと思います。

『デス・ストランディング』とはどんなゲーム?

デスストゲーム画面

『デス・ストランディング』は、アクション要素と探索を組み合わせた独特なゲームです。

プレイヤーは「運び屋」として、荷物を遠く離れた拠点へ届ける旅を続けます。

ほづみ

具体的な内容に関してはネタバレになるので、ここでは伏せておきます

移動中にはさまざまな障害や自然環境が立ちはだかり、それを乗り越えるために道具を使ったり工夫したりするのが特徴です。

また、他のプレイヤーが残した足跡や設置物が見えない形で共有され、孤独な旅の中にもほのかな『つながり』を感じられるのも大きな魅力の一つです。

10時間のプレイで感じたこと

最初の数時間は、正直「これ、本当に面白くなるのかな?」という不安もありました。

ほとんどが歩いて運ぶだけ。敵もあまり出てこないし、派手な演出もありません。

だけど、不思議なことに、やればやるほど静かな没入感が深まっていきました。

このゲームで最初に立ちはだかる「敵」は、実は自然そのものなんです。

急斜面、ぬかるみ、川の流れ、予期せぬ雨。

足を滑らせて転んだり、荷物を落としたりするたびに「どう運ぶか」ではなく「どう進むか」を考えるようになっていきました。

崖をどう越えるか、荷物をどう背負うか。

ルート選びひとつとっても、毎回違う工夫が必要で、「どうしたらうまくいくか」を試すたびに、自分なりの最適解が見つかっていくのが楽しいんです。

気づけば、それ自体が小さな達成感になっていて「運ぶだけ」のはずが、しっかりゲームとして成立している感覚がありました。

さらに印象的だったのは、風景の美しさと孤独感。

広い山道、降りしきる雨、遠くの目的地……誰もいないけれど、誰かがここを通った痕跡があります。

その静かな空間の中に、なぜか引き込まれていく感じがありました。

人の気配が、優しさになる

『デス・ストランディング』が他のゲームと大きく違うのは、「他のプレイヤーの存在」が直接的に見えないのに、確かに感じられるところです。

誰かが設置したはしごやロープ、看板、橋

それらが自分の旅を助けてくれたとき、「ああ、誰かがここを通ったんだ」と思えます。

運び屋という孤独な仕事の中で感じる、見知らぬ誰かとの静かなつながり。

道なき道を越えるためのロープ、川を渡るためのはしご、それが置いてあるだけで「助けられた」と思います。

言葉も顔もないけれど、そこには確かに人の気配と、思いやりが残っています。

この感覚はちょっと特別で、「マルチプレイ」とはまた違ったぬくもりがあります。

見知らぬ誰かと競争するのではなく、知らない誰かの優しさに触れる。

一人旅のはずなのに、ひとりじゃないと思わせてくれる不思議なつながりがあります。

ほづみ

橋など移動に必要なものは通ったとわかるし、看板など一見意味のないものには、『一緒に運んでいる』という感覚が新鮮です

しかも、自分が設置したものが他の誰かの役に立つこともあります。

見ず知らずの人から「いいね!」がもらえるたびに、小さな交流が生まれるのも嬉しい瞬間です。

『荷物』だけじゃなく『思い』もつないでいる。そんな気持ちにさせてくれるゲームでした。

『つながり』がテーマのゲームだからこそ

『デス・ストランディング』は、単なるアクションゲームや探索ゲームとは違い、ゲームの根幹に「つながり」が据えられています。

運び屋として、一人で荷物を届ける孤独な旅。

けれど、他のプレイヤーが設置した橋や道具を使うことで、「自分と同じようにここを通った人がいるんだ」と嬉しくなります。

見えない誰かと心が繋がっている実感が、少し安心感を与えてくれんです。

このゲームが伝えたいのは、言葉にしなくても感じ合える、静かな共感と優しさの連鎖だと思います。

孤独を感じるとき、ふと誰かの設置した橋を渡ることで少し安心できる。

ゲームという相手の顔が見えないもので、『人』を感じることができます。

その優しさに触れることで、日常の孤独も少しだけ和らぐ

そんな体験を教えてくれるゲームでした。

これから先に期待すること

ゲーム画面

まだプレイ10時間程度ですが、これからどんな展開が待っているのか、とても楽しみです。

ストーリーの謎や、運び屋としての役割がどのように深まっていくのか、さらには新しい道具や仲間との出会いも期待しています。

また、今後はもっと険しい自然環境や予期せぬトラブルが増えていくと思います。

それらをどう乗り越えていくのか、自分なりの試行錯誤を楽しみながら、じっくりゲームの世界に浸かっていきたいです。

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