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「やさしくなりたい」と思ったベッドの中

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夜、電気を消して布団に入ったあとに、今日あったことをぼんやり思い出しながら、なんとなく自分の言動が引っかかってしまう時がある。

「あのとき、もう少しやさしくできたかもしれないな」
「あの時のあの言葉は違ったな」

そんなふうに、誰にも言えない小さな反省が、胸の奥にじんわり残る夜。

これは、そんな夜に「やさしくなりたい」と思ったときの、静かな記録です。

もしあなたも、そんな夜を過ごしているのなら、少しだけ読んでいきませんか。

優しくなりたいと思ってるのに、人と比べて落ち込んだり、うらやましくなったり。

気づいたら、誰かに対してちょっと意地悪な気持ちが芽生えてしまうこともある。

イライラしてちょっと冷たくしたり

「どうせ」なんて思って適当な返事をしたり

こんな自分じゃ、優しさなんて程遠いのかもしれない――
そう思って、また自己嫌悪のループに入る夜も、少なくありません。

でも、ふと思ったんです。

「比べて落ち込むこと」も、「ちょっと意地悪な気持ち」も、実はその根っこに、“本当はこうありたい”という願いがあるんじゃないかって。

誰かに優しくできる人を見て、「ああ、あんなふうになれたらいいのに」って思う。
その裏返しが、嫉妬だったり、自信のなさだったりするのかもしれない。

だからもし、今日のあなたが少しだけ疲れていて、

誰かと比べてしまって、そんな自分がイヤになっていたとしたら――

それはきっと、「優しくなりたい」という気持ちが、ちゃんと自分の中にある証拠なんだと思います。

優しさって、持っているかどうかじゃなくて、持ちたいと思ってるかどうか。

比べて落ち込んだっていいし、自分にはないと思ったっていい。

それでも「やさしくなりたい」と願う、その気持ちが、もうすでにやさしいと思う。

今日もまた、夜がきて、布団の中でそんなことをぼんやり考えていた。

同じように、理由もなくモヤモヤしてる誰かに届いたらいいなって思う。

『明けない夜はない』なんていうけど『今この夜がつらい』

今僕と同じことを思ってる人がいて、少しでも暖かい気持ちになってくれたらいいなと思います。

「あなたは他人に対して悩めるほど優しいんだよ」って

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