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【The Last of Us】サムとヘンリーのエピソードが心に残りすぎる話

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『The Last of Us』をプレイしたとき、いろんな場面で心を揺さぶられたけど、サムとヘンリーのエピソードだけは、いまだに忘れられません。

最初は通りすがりの兄弟って印象だったのに、気づけば感情移入してて、気づけば2人と過ごした少ない時間を思い出していました。

そして、あの結末を見たとき、しばらく動けませんでした。

「守る」って、すごく綺麗な言葉だけど、実際にはこんなにもしんどい。

このエピソードは、そんな現実を真正面から突きつけてくる。

今回はそんなふたりの物語を通して、「誰かを守る」ってどういうことなのか、僕なりに振り返ってみようと思います。

二人の旅と、出会い

サムとヘンリーは、崩壊した世界でふたりきり、ずっと一緒に旅をしてた兄弟です。

兄のヘンリーは「弟を守ること」に全力で、それが彼の生きる理由そのものだったんだと思う。

サムはまだ幼くて、どこか無邪気さが残ってて子供らしい一面もよく見せてくれました。

でもこの世界では、その“子どもらしさ”が逆に切なく感じました。

そんなふたりが、ジョエルとエリーと出会うのがピッツバーグ。

最初はお互い警戒してたけど、共通の敵に追われながら少しずつ距離が縮まっていって、エリーとサムはすぐに仲良くなっていました。

ほづみ

サムとエリーを見ていると、同年代の人は初めてだったのかもしれないんですよね

漫画を読み合って、ふざけ合って。

ほんの少しの時間だったけど、あの瞬間にあった「普通の子ども同士の空気」が、かけがえのないものでした。

突然訪れる悲劇

あの夜、サムがエリーに聞いた質問。

「感染って怖くない? もし自分がそうなったらどうする?」

あれ、今思えばサムなりのSOSだったんだと思うんですよね。

でも怖くて、誰にも言えなかった。

そして翌朝。

サムはすでに感染していて、突然エリーを襲ってくる。

ジョエルが動こうとしたとき、ヘンリーが銃を向けて「俺の弟だぞ!」って。

その直後、ヘンリーは弟を撃ち、自分を撃ちました。

一瞬の出来事。

画面の前で、僕は声も出ませんでした。ただ呆然固まっていました。

『守る』ということ

ヘンリーにとって、サムはすべてでした。

彼を守ることが、ヘンリーの生きる意味だったのかもしれません。

でも、その『守る』という想いが、こんな形で崩れてしまうなんて。

どれだけ頑張っても、何もかもがうまくいくわけじゃない。

この世界では、努力だけじゃ届かないことが多すぎます。

サムを失って、ヘンリーはもう「自分は生きていていいのか」「生きていながら何をすればいいのか」がわからなくなったんだと思います。

あの瞬間の彼の気持ちは、想像するだけで胸が痛くなる。

ほづみ

朝ごはんを準備して、いつも通りを過ごそうとしてたこと。感染したことを言えなかったから、最後に交わす言葉もなかったこと。状況が一気に押し寄せてきて言葉も出ませんでした。

プレイヤーとして感じたこと

サムとヘンリーの物語は、ゲームという枠を超えて、僕の心に深く残りました。

ただのNPCじゃなくて、ちゃんと『生きている人間』として描かれてたからこそ、その最期が余計に苦しかった。

ヘンリーの決断、サムの孤独、そしてエリーやジョエルの無力感。

全部がリアルでした。

このシーンを経験してから、「守るってなんだろう」とか、「誰かのために生きるって、どんな覚悟が必要なんだろう」とか、そんなことを自然と考えるようになりました。

ほづみ

終わりが突然くるのは現実でも同じことだと思います。

状況は違えど、今を悔いなく生きることが大事なんだなと思わされました。

おわりに

サムとヘンリーの話は、短いけどすごく濃いエピソードでした。

きっとこれからも、僕の中でずっと忘れられない存在になると思います。

『The Last of Us』という作品は、ただのサバイバルゲームじゃなくて、こういった「人間のリアル」を描くからこそ、心に残るんだと思います。

この記事が、誰かにとってこの兄弟を思い出すきっかけになったらうれしいです。

あなたはこのエピソード、どう感じましたか?

もしプレイ済みの方がいたら、あなたが感じたこともぜひ聞いてみたいです。
コメントやSNSで教えてもらえると、すごくうれしいです。

ほづみ

その後すぐに季節が変わって、悲しむ隙すら与えられないのが、またリアルでした。

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