ふと感じた「らしさ」への違和感。

昨日のこの記事で書いた内容に
本当はもっと砕けた感じで、フランクに書きたい気持ちもあるんですけど、いざ書き始めると、どうしてもかしこまった雰囲気になってしまうことが多いです。
砕けた感じで文章を書きたいと思っているのに、気づけばいつも少しかしこまった文体になってしまう。
本当なら、今この感じで書きたいと思っているんだけど、なぜか少し固くなってしまう・
ブログを書くたびに、「あれ、またこういう言い回しになってるな」って、自分の文章にちょっと引っかかる。
たぶん、誰かに読まれることを意識してるからなんだと思う。
読みにくくないかな、変に見えないかな、そんなふうに考えていると、自然と文章が整ってしまう。
本当はもっとラフに、自分の言葉で書きたいのに。
素直に書くって難しい
昔、10年くらい前にブログをやっていたときは、もっと自由に書いていた気がする。
「伝えたいこと」とか「読みやすさ」なんてあまり考えず、ただその時思ったことをそのまま書いていた。
今読み返すと恥ずかしいけど、あれはあれで素直だったなと思う。
今は、いい意味でも悪い意味でも「整えよう」としている。
それが悪いことだとは思わないけど、「自分らしく書くってなんだろう?」と迷うことがある。
無理してラフにするのも不自然だし、かといって堅すぎると気持ちが出ない。
元々「元気いっぱいというキャラ」ではないから、どっちで書いても文章にも明るさは出ないと思う。
なにか違和感を感じながらも僕が書きたいのは、やっぱり「書くこと」が好きだからなんだと思う。
自分の頭の中を整理したくて書くし、何かを言葉にすると少し落ち着ける。
ブログを再開して半年。
途中、2ヶ月くらいまったく書けなかった時期もあったけど、それでもまたこうして書いているのは、たぶん僕にとって書くことが必要だから。
誰かに届けたい気持ちもある。
自分が感じたこと、思ったことが、どこかで誰かの気持ちと重なるかもしれない。
そんなふうに思えるようになったのは、続けてきたからかもしれない。
これが今の『僕らしさ』かもしれない
きっと、無理に砕ける必要なんてないのかもしれない。
少しかしこまってしまうのも、誰かを思って書いているからだし、その中にも、僕なりのリズムや言葉がちゃんとある。
文章というのは、読み手の捉え方によって見え方が変わる。
きつく聞こえたり、優しく聞こえたり
それでも、なるべく僕が書いてる気持ちで読んで欲しい。
いろんな試行錯誤を繰り返しながら、それでも書きたいと思える。
この形が、今の『僕らしさ』なのかもしれない。