よく「頑張る」とか「今頑張れば未来が変わるから」など言われることはないでしょうか?
僕は職場でよく言われていました
また、上司が
と言って20連勤してたのも近くで見ていました
当時はそのような環境だったこともあり「頑張れば報われるんだ」なんて思っていましたが、今考えると無理をしていたし、その上司は体調を崩して現場から退いています(5年前の話になりますけど)
好きなことをしている時は頑張ったつもりがなくても、他人から『頑張ってる』という評価を受けることはありませんか?
- ゲームが上手になりたくてずっとプレイ
- 本が好きでずっと読んでいる
- 好きなことの勉強には時間を忘れて没頭
本人に頑張ってる自覚はなくても、他の人から見たら頑張ってるということはあります
僕は『頑張る』とは『辛くても我慢して無理をすること』ではないと思うんです
『楽しくて何よりもそれがしたい』
そう思えることが『頑張る』の本質ではないかなと思います
そもそも頑張るってなに?
よく多用する『頑張る』という言葉ですが、そもそもこの言葉の意味とは
《「が(我)には(張)る」の音変化、また「眼張る」の意からとも。「頑張る」は当て字》
1困難にめげないで我慢してやり抜く。「一致団結して—・る」
2 自分の考え・意思をどこまでも通そうとする。我 (が) を張る。「—・って自説を譲らない」
3 ある場所を占めて動かないでいる。「入り口に警備員が—・っているので入れない」
ここで終わっては話が終わりなので、一番上を見てみましょう
《「が(我)には(張)る」の音変化、また「眼張る」の意からとも。「頑張る」は当て字》
『頑張る』とは『我を張る』の音変化です
2番目が本来の意味のようです
確かに『頑張って』と声をかけるのはその物事に携わらない人だったりします
相手の気持ちや状況を考えずに全てを投げてしまえる言葉
これを考えると、自分に『頑張れ』と言い聞かせている人は自分の心を無視しているのかもしれません
だから頑張り過ぎると折れてしまう
仕事における『頑張る』の呪い
こんな見出し誰かに怒られちゃいそうですけど、好きでもない仕事を『頑張る人』を僕は何人も見てきました
大多数の人の仕事の目的は「生活のため」「お金を稼ぎたいから」
であって『好きだからこの仕事をしている』人は多くありません
僕もそうです
そんな気持ちの中で、人に与えられたものを頑張るなんて苦痛でしかありません
嫌なことでも苦手なことでも頑張って結果を出さなければいけない
これが僕の周りにいた人たちの思考です
この『頑張って』ってすごくネガティブな思考に感じませんか?
このまま進んでしまうと僕の上司のように体調を崩してしまいそうです
この場合の『頑張る』は何も頑張っていないと僕は思います
ただ我慢して時が過ぎるのを待つ
自分からはアクションを起こさずに、長い物に巻かれている
前項で説明したように、自分を押し殺しているので自分のためにはなりませんよね
頑張るのであれば自分のためになることを
時には『頑張る』ことも大事だと思います
ただ、せっかく困難に立ち向かうのであれば「自分の好きなこと」「自分のためになること」を頑張りましょう
仕事を嫌々しながら頑張っても自分のためにはなりません
人に押し付けられたことを頑張るよりも、自分で決めたことを頑張る方が自分のためになります
人生は思ったよりも短いです
もっと自分のために生きても良いのではないでしょうか