「最近調子が悪い」「簡単なミスが多い」「なんか寝付けない」など自分に違和感を感じることはありませんか?
今あげた3つは僕が『適応障害になる前に感じていた違和感』です
違和感を感じながら休みの日も仕事をしてと続けていた結果、半年後には週の睡眠時間が5時間しかないほどにメンタルがやられていました
仕事のしすぎで寝れないのではありません
寝付けずに気づいたら朝になっていたんです
そんな僕が、メンタルが壊れてしまう前に行いたかったことや、周りに居たらこうするのにという内容をまとめました
結論から言うと『睡眠を削ってまで何かをすることはない』です
それではどうぞ
メンタルが壊れるとはどんな状態か
メンタルが壊れるとはメンタル(精神)が壊れてしまうとそのままなのですが、精神が壊れることによって「無気力」「思考の低下」など目には見えない異常が出てきます
僕の場合、主な症状は不眠です
1週間で5時間しか眠れないなんてこともありました
メンタルには許容量があり、人それぞれ様々なジャンルで許容量が決まっているのではないかと僕は思っています
感覚的にはアレルギーみたいなものです
逃げられるジャンルならば良いのですが、逃げられないジャンルとなると許容量を簡単に超えてしまうので、メンタルが壊れやすくなるのでは無いかと自分自身、周りを見ていると思います
僕は仕事とプライベートの境界線がなくなり、仕事を引きずったまま仕事のことを考えていた結果「適応障害」という診断を受けました
それから1ヶ月の休養で休職しましたが、まるでバッテリーの無い携帯のように少し動いたら動けなくなりを繰り返し、5ヶ月目にようやく社会復帰ができるまでに回復しました
それでも、以前の自分とは随分と違うところがあると自分で感じています
メンタルが壊れるとは『自分の思っていることもできないくらい体が動かせず、負の感情に引っ張られてしまう状態』です
そして、動けるようになるまで莫大な時間がかかります
メンタルが壊れることによって起こること
メンタルが壊れることで、心身ともに症状が起こります
心と体は連動しているので「寝れないことによるネガティブ」など切り離せないものが多々あると感じましたが、主に苦しめられたものを3つ挙げています
無気力
人間は何かを始めるときにものすごく体力を使います
例えば「洗濯をしよう」と思った時になかなか動き出せなかったりした経験はないでしょうか?
僕は毎日です
メンタルが壊れていると何もやる気が起きなくなります
ただ、何もしたくないというよりは「簡単なことでも異常にハードルが高くなる」という方が感覚的には近いです
自己肯定感の低下
メンタルが壊れていると自己肯定感がほとんどなくなります
何もできない自分を責めてしまうんですが、何もできない事を1番わかってるのは自分自身です
『自分を褒めるところが見つからない』
「どうせ自分なんて」と思ってしまうのでパフォーマンスも下がります
そのせいでミスも増えます
このように負のループにハマってしまうと自分では抜け出せなくなります
ポジティブな思考力の低下
メンタルが壊れているときは、いろいろな思考が頭を巡ります
仕事のこと、人間関係のこと、将来のことなど不安な事を沢山考えてしまうため前向きな思考ができなくなってしまいます
僕の場合は「このまま居なくなっても問題ないよな」と考えることすら放棄するまでに追い詰められていました
頭は不安なことでいっぱいになってしまうので、ポジティブなことは考えられません
そのためどんどんとネガティブな方へと進んでいきます
普段の生活に戻ることはできるのか
結論から話すと普段の生活に戻ることは可能です
ただ、以前のような生活に戻ることはできません
以前の70%くらいの生活かなと思います
人によって違うとは思いますが、以前のようにバリバリ働くことはできなくなっていると思った方がいいです
理由としては『体が止めてくるから』です
ストレスがかかって怪我をしてしまったメンタルは、同じことが起こらないように何かしらで止めてきます
僕の場合だと『頭痛』『眠気』などです
その場から離れようと体が防御反応を起こしてきます
もちろん無視をして頑張ることもできますが、その反動を自分は痛いくらい知っているので、無理はしません
そういった点で以前のように生活が元に戻ることはないと思います
メンタルが壊れる前に行いたい対処法
では、メンタルが壊れる前にどうすれば回避できるのか
僕が「こうしておけば良かった」と思うことも含めて対処法を挙げていきます
睡眠をとる
睡眠にはストレス軽減の効果があります
ストレス発散のためにゲームをする、夜遊びに行くなど行う人がいますが経験上は逆効果です
朝起きるのは辛くなり、日中は睡魔との戦いで集中ができない
仕事が終わって帰るとストレス発散のためにゲームをして同じことを繰り返す
こうなってしまうと、どんどん睡眠不足に陥ってしまいます
睡眠は体力、精神力ともに回復できる行為ですので睡眠は削らないようにしましょう
ストレス源から離れる
メンタルが壊れるにはそれなりの理由が必ずあります
それが「人間関係」「仕事内容」なのかは人によって様々です
「この仕事をするときに必ず頭が痛くなるな」「この人と話すときは呼吸が浅くなる」などある事をすると体がいつもと違うと感じることがあればそれはストレスに対する警告かもしれないので一旦距離をおいてみましょう
人に話す
人に話すことでストレスが緩和されることがあります
ここで注意をしないといけないのは『ストレスに携わってる人に話をしない』ということです
「会社ならば職場の人」「人間関係ならば共通の友人」などストレス源に近い人に話しても仲を取り持とうとしてきて話すことができなくなります
この場合は「何も言わずに話を聞いてくれる人」に話を持ちかけるのが1番効果的です
まとめ:自分への警告を理解しておく
メンタルが壊れる前には必ず自分への警告があります
それに気づかないまま、もしくは無視をして走り抜けてしまうと取り返しのつかないことになるでしょう
自分の心身は自分でしか分からないことなので、自分が危ないと思ったら必ず休んでください
他人に自分の自分の体調を握らせてはいけません
- メンタルが壊れると前の生活には戻りにくい
- 心身の不調は体からの警告
- ストレスを感じたらとにかく睡眠
不調は体からの警告の可能性が多いです
ストレス社会なんて言われてる今だからこそ、自分を労る手段を持っておいてください