コラム

効率より楽しさで狩る日々:モンハンと僕のゆるい生き方

最近、モンハンワイルズを遊んでいる

華麗にモンスターを狩り、最適解の装備で最短ルートを突き進む──そんなプレイスタイルもかっこいいとは思う

YouTubeやSNSで流れてくる超人的なハンターたちの動きは、まるで舞台の上の演者みたいで、見ていて気持ちがいい

でも、実際の僕はと言えば、回避は遅れるし、回復薬を飲むタイミングもよく間違えるし、討伐にも時間がかかる

それでも、不思議と楽しい

効率に疲れていたあの頃

ある日ふと、効率重視のプレイに疲れている自分に気がついた

武器はどれが最強か、スキルは何を組み合わせるべきか、周回ルートはどれが最短か──そんな情報ばかり追いかけていた時期があった

ゲームをしているはずなのに、なぜか焦っていた
まるで何かに追われるように、次へ次へと成果を求めていた

でも、あるときふと思った
「なんで自分は、そんなに急いでるんだろう?」って

好きな武器で狩りに出る

それから、少しだけ自分の遊び方を変えてみた

武器は性能より“好き”を優先するようにした

昔からガンランスを担いでいた
2Gの時から愛用していたガンランス

でもせっかくなら色々な武器を使ってゲームを楽しみたい

効率だけを追い求めるのをやめて、寄り道も楽しむようになった

素材を拾い集めたり、風景をスクショしたり、キャンプで一息ついたり

もちろんタイムアタックも好きなのでタイムアタックもしている
でも競うのは自分だけだ

日常でも、急がなくていい

そうしているうちに、気がついたことがある
この感覚、現実でもすごく大事なんじゃないかって

僕たちの日常も、つい「効率」に支配されがちだ
仕事はどうすれば早く終わるか、生活はどうすれば無駄が減るか、人間関係も“コスパ”で語られたりする
確かに、それが悪いわけじゃない
便利な世の中だし、効率化は必要だ

でも、その中で置き去りになってるものもある
「楽しさ」とか「安心感」とか、「自分らしさ」ってやつ

上手くやるより、気楽にやる

モンハンを通して、改めて思った
自分のペースでいいんだって
狩りの途中で回復するように、日常の中でも疲れたら立ち止まっていいし、強い武器じゃなくても、自分がしっくりくる道具で十分にやっていける

上手くやるより、気楽にやる
それが、長く続けるコツなのかもしれない

最近は、生活の中でもちょっとした“寄り道”を許すようにしてる
帰り道に遠回りして公園に寄ってみたり、好きな音楽を聞きながらゆっくりご飯を作ってみたり
すぐには何にもならないけど、でも心が少し軽くなる

今日も、自分のペースで

モンハンの狩りと同じで、ゴールにたどり着くまでに何を感じられるかが大事なんだと思う

うまく生きようとしすぎると、息が詰まる
でも、楽しく生きようとすると、少し呼吸がしやすくなる

今日もまた、好きな武器を担いで狩りに出る
失敗してもいい
時間がかかってもいい
自分のペースで、楽しみながら進んでいけば、それが一番だ

ゲームも人生も、効率より楽しさ それで、いいじゃないか

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